季節の流れ
冬は始まったばかり
厳しい寒さはまだまだこれからですが
16時を過ぎるともう薄暗い
まもなく陰氣の極まる冬至がやって来ます
季節はめぐり
最も寒さの厳しい頃に春が立ち
光の中にわずかに春の兆しを感じるようになります
陽と陰が同量となる春分の頃になると
時々春の陽気を感じるけれど
花咲き誇る春本番はもう少しあとのこと
夏も秋もそう
いつだって
太陽の運行が先立ち
それとともに
微妙な光の具合や空気が変化し
そうやって新しいものはやってくるのです
私たちが最もその恵みを享受するのは暦の終わりだったりするでしょう
でもその流れを早めに察知して行動していないと
身体は出遅れてしまいます
1日のサイクルもそう
とはいえ季節に比べたら調整しやすいもの
ならスケールの大きい、時代の流れは‥‥?
季節の移り変わる兆候を感じるように
時代の流れも
わずかな空気と光の違いから
感じて生きていくということ
その変化はどこか切ないけれど
自然の摂理でもあり
そうやって螺旋のように進化していく
自然の流れに沿って生きながら
あくまで大局を観て
その流れを活用して
望みに向かって行きたいものです