pirka ramer

心の美しい光を探しにいく旅のブログ

呼吸とお通じの関係

東洋思想の陰陽五行論によると、大腸は肺と表裏の関係にあります。

 

肺が空気を吸い酸素を取り込み、不要となった二酸化炭素を外に出すように、

大腸も必要なものを取り込んだカスを排泄しています。

 

大腸が脳と相関関係にあることは有名ですが、

“腹黒い”とか“腹を割って話す”という表現にもあるように

深い本音の部分と繋がりがあるようです。


また五行論では、肺は精神活動を表す五神の中で『魄(はく)』を蔵するとされ、

本能的な感覚、自分とそれ以外の境界(広い意味での免疫)を認識するなどしています。

肺機能が弱まると、自他の認識がうまくいかなくなり免疫機能がうまく働かなくなったり、取り込むことと排泄することがちゃんとできなくなってしまいます。

 

便秘にはそれを引き起こすいろんな要因(ストレス、血行不良、肺のエネルギー不足、腸内環境のバランス、冷え、、)がありますが、、

便秘という結果はつまり

 “大腸が呼吸できてないということ”

と考えて良いのではないかと思います。

 

そして便秘体質の人は、もう不要となった古い想いを抱えデトックスできない状態に陥りやすいということも少なからずあるようです。

 

便秘に悩まれ、いろいろ試したが改善しないという方も多いと思います。

下剤を使うのも一時的には良いですが、どんな現象にしても根本にあるものを見つめる必要があります。

意味なく起こってることなどないのですから。

 

肺は自然から清気を取り込み、それが飲食物の精氣と合わさって宗気となり、血と気を巡らせています。

過去の後悔や未来への不安でいっぱいになっているとき、今ここにある愛、自然からの愛のことが見えなくなってしまいます。

そういうときって呼吸が浅くなっていると思いませんか?
そんな状態では本能は曇り、深いレベルでの自分というものが分からなくなってしまいます。

便秘とは、不要になった出すべきものをちゃんと自分の本質と区別できてないってこと。。

これは仮説を含むのですが、結構確信があります。

 

私もずっと便秘傾向なので、最近は深い深い呼吸を腸に送ってあげることをイメージする時間をとるようにしてます。

窒息寸前の本音に酸素を送ってあげるように。

清気という、今ここにある愛を感じながらするのがポイントです。

意識が今ここにないと気が上った状態(気逆)になりやすく効果が薄まります。

 

深い呼吸と内観を促すヨガなども良さそう。

 

整うと空気を含んだ快いお通じが出ます。

腸が呼吸してる♡って感じです。

抱え込んだ想いも一緒に断捨離です。

  

↓腸の中に光が差し込むイメージ

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